鉄スクラップは、当社で中間処理をしたうえで、製鉄原料として鉄鋼メーカーに納入され、リサイクルされます。当社にお持ち込みいただければ、買い取りいたします。
鉄スクラップには、いくつかの種類と等級があります。当社では、次のように種類を分け、ランク付けしています。
ギロ特A
H型鋼などの重量鉄骨。「ギロ」は長くて切断を必要とするスクラップのこと。その中でも「特A」は肉厚で良質な材料です。
ギロ材
軽量鉄骨、鉄筋など。ギロ特A同様、ギロチンシャーによる切断を必要とします。
二級
トタン(亜鉛メッキ鋼板)、ブリキ(スズメッキ鋼板)など、表面処理をした薄い鉄板。トタンは主に建材・車両・機械など、ブリキは主に建材や缶詰の材料などに用いられます。
特級
肉厚で基本的に切断を必要としない500ミリ以下の金属スクラップ。鉄管やH型鋼の切れ端など。
ダライ粉
金属類を切削加工した際に発生する切削屑。鉄の場合を特に「鋼ダライ粉」と呼びます。
スチール缶
飲料の缶など。プレス機でプレスされ、減容されたうえで製鉄原料になります。
新断
「シンダン」または「シンタチ」「シンダチ」とも読みます。工場で鋼板を切断加工した際に発生するスクラップ。発生したままのものを「新断バラ」、プレスしたものを「新断プレス」ともいいます。
※他品目の混入具合により等級は変動します。
※お見積もりはお気軽にご相談ください。